こんにちはハリノヲトです。
こぎん刺しの生地のことを私のわかる範囲で少しご説明します。
みなさん、どんな生地をお使いですか?
市販されているもの、ネットで購入できるものなどが多いのかなと思います。
近くの手芸店にいってこぎん刺しの生地って買うことできますか?
私がお客様や生徒さんに聞いた限りそれはなかなか難しい様子。
実際私も近くの手芸店にはなかなか思ったものが見つからないなあと感じています。
そこで、今、流通されている生地をいくつかあげて、生地の話をしたいと思います。
コングレス・・・これが一番手に入りやすく、こぎん刺しの生地として販売されているかと思います。綿素材。
リネンクロス(オリムパスさん)・・・こちらも手に入りやすいこぎん刺しの生地です。こちらは麻生地。
ドゥエル(津軽工房社さん)・・・こちらは古作に基づいて本来のこぎん刺しの生地の縦長の織り目が特徴。こちらも麻生地
クロスステッチ用の各生地・・・刺しゅう専門店のサイトなどで販売。綿も麻もいろいろあり。
こんな感じでしょうか?
そしてどれを使っていますか?という質問もよくいただきます。
ハリノヲトは・・・
作るものに合わせて生地を選んでいます。
どの生地にもメリットとデメリットがあるので、何を作りたいのか?で使い分けています。
そこで、色々な問題が起きるのですが・・・・
今回は
生地の目数問題の事を記事にします。

それぞれの目数1cm四方に
コングレス7×7目 オリムパスリネンクロス8×8目
津軽工房社ドゥエル9×7目 今回用意したクロスステッチ生地12×12目
たかが1目、されど1目。この違いが大きく作用します。

↑コングレスと12×12目のクロスステッチ生地はちがいがよくわかります。

こちらはリネンクロスと比べたもの。

こんな風に比べてみるとだいぶ違います。
どう使い分けるかというと、
こぎん刺しの特徴として同じ図案を同じ生地で大きさを変えることはできません。
つまり、同じ面積に刺すとき、図案の大きさを変えたいときは生地を変えるしかありません。
同じ図案を生地を変えて並べてみました。

出てくる模様の数など大きく違いますね。

くるみ金具にしてみるとよくわかります。
どちらが正解とか正しいではなく、自分の好きな方を選んだらいいのではないかと
ハリノヲトでは考えています。
あくまでも生地の目数の事でしたが、それぞれの生地の特徴などをを考えて
何を作るかに合わせて選んでいくといいのかと思います。
ちなみに、ハリノヲトは麻好きなので麻選びがちです(笑)
そしてハリノヲト商店に今並んでいるブローチは4.5cmという小さい世界の中に
どれだけの図案を入れられるのか?というか入れたい!という想いで製作しています。

この日本人の好きなミニチュア感を感じて頂ければと思います。
母の日特集は母の日までとなりますので、もし気に入った方は5月9日まではお店に並べておきますので
ぜひ、4.5cmの小さな世界をお楽しみください。
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