ハリノヲトの思うこぎん刺し

あれこれ
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最近教室の生徒さんから「こぎん刺し」とは?とか定義って?

そういうご質問があったので改めて考えてみました。

ちなみに、あくまでもハリノヲトとしての考えですので絶対ではないことをご理解くださいね。

こぎん刺し」って誰が創始者でとかそういうことではなく

母から子へ伝えられた生きるための知恵だと私は考えています。

そうして生まれたものが一度なくなりかけ、民芸運動の方々がそれを見つけ、記したり研究されたりそこで今あるこぎん刺しの定義?みたいなものが活字になったのではないかと思います。

もともと北国で麻生地をどうしたらあたたかくできるか?

その創意工夫からうまれた技術。

しかし、今はありがたいことに着るものに困ることはよほどでない限り起こりません。

ですので実用美から装飾美へと変化しつつあるのではないかと。

そう思うと生地は?糸は?図案は?と、とても自由なものになってきていると思っています。

こぎん刺しの技法、やり方は同じでも

時代とともに変わってきているというのが今の「こぎん刺し」かなと。

つまり、ハリノヲトでは「こぎん刺し」の技法を使いながら自分でオリジナルの生地を作ることができる そしてとても自由である、これを生徒さんたちにお伝えしていけたらいいなあと思っています。

オリジナル図案

にしても、先人の知恵とはすばらしくて伝統柄と呼ばれる図案は実用美はもちろん、速さ(←昔はこれ絶対大事だったと思う)にも配慮したすごい図案がたくさんあります。

ハリノヲト・・・これからもまだまだこぎん刺しとともに成長していけたらと、日々ちくちくしてまいります。

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